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入門編③「街歩きのイロハ」

 

 さあ,では先ずは実際に街に繰り出してみましょう。ここでは他のサイトでは決して見られない大胆な切り口で首都のクアラルンプール(KL)都市圏をまとめてしまいます。

01

クアラルンプール(KL)の都市圏のスケールは”小田急線的”に覚えましょう!

 近くの空港の関係もあって,日本人の多くの方はおそらく首都であるKLを拠点にマレーシア

を体験し始める方が多いと思います。私もそうでした。KL自体の人口は160万人程度とのことですが,これはあくまでも,連邦直轄領としての話。都市圏人口全体でいうと実に700万人くらいという巨大都市圏なのです。現在,マレーシアには在留邦人が2万人いますが,このうち半数がこのエリアを拠点に生活されています。そして市街地が左に左に(つまり東方面)にと市街地が延びているあたりが,何だか東京にそっくりです。

   東京都庁
  ペトロナス・ツイン・タワー
 しかもここまでお話をすると,左の両国を代表する2つの高層ビルもそっくりに見えてしまいませんか?
 ここまできたら「しめた!」ものです。とっておきの街の覚え方をお教えします。
 では,下の2枚の同一縮尺の地図を見てください。
   KL界隈の地図
   東京付近の地図
 そうなんです。先ほどの2つの高層ビルを同一の起点とすると,KLの都市圏は「小田急線」の路線とほぼ同一形状で発展していることが読み取れませんか?あとはこれらの地図を重ね合わせれば,およその距離感が掴めるのです。(我ながら便利な発見だと思うのですが,唯一の難点は「東京を知らない方」には全く使えない手法だということです。)
 
 するとおよその位置関係は次のようになります。
プタリン・ジャヤ市
→ 千歳船橋駅
スバン・ジャヤ市
→ 狛江駅 
シャー・アラム市 
→ 生田駅 
クラン市 
→ 町田駅
【番外編】
プトラ・ジャヤ市 
→生麦駅
(横浜市鶴見区:京浜急行線)
 それとお気づきかもしれませんが,地名では「ジャヤ」(=勝利とい
う意味)と付くものが多いのも特徴的ですので,覚えておいても良いと思います。東京に土地勘がある方は,少しKLが親しみやすくなったと感じませんか?
 

02

驚愕の事実!旅行雑誌『じゃらん』の由来はここにあった!?

 

 近くにある国際空港の関係もあって,日本人の多くの方はおそらく首都であるKLを拠点にマレーシアを体験し始める方が多いと思います。私もそうでした。KLや周囲の都市を移動するとまだまだ日本のようにたくさんの道路標識や,完全な車社会のために歩道が未整備であったりと戸惑うことも少なくないかもしれません。
 そんな時,よく目にする文字がマレー語の「Jalan」(=じゃらん)という文字です。そうなんです。
私たちがよく知っている旅行雑誌『じゃらん』というのは,マレー語,インドネシア語の「道」を意味していたんですよ。知っていましたか?ちなみに「jalan-jalan」となると「散歩する」の意味だそうです。何だか親しみが沸きますね。
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